周東佑京の打撃不振は“速過ぎる”から? 長谷川勇也コーチが考える弊害と段階

  • 記者:竹村岳
    2023.07.08
  • 1軍
ソフトバンク・周東佑京(左)と長谷川勇也打撃コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・周東佑京(左)と長谷川勇也打撃コーチ【写真:竹村岳】

長谷川コーチすら「佑京の感覚は難しい」…スピードスターであるがゆえの悩み

“最速の男”にしかわからない領域なのかもしれない。ソフトバンク・周東佑京内野手はここまで60試合に出場して打率.185。1か月近くスタメンはなく、ベンチスタートの日々が続く。「自分の思い描いているようなことができていない」と、練習での取り組みがなかなか結果に結びついていないという。

 長谷川勇也打撃コーチとは、試合前の打撃回りから頻繁に言葉を交わしている。周東自身も、まだまだどういうバッターになっていくべきなのか試行錯誤を続けているといい、首脳陣も手助けできるように言葉を送っている。周東の意識を「強い打球を打ちたいって気持ちはどこかにある」と長谷川コーチは代弁する。その上で強調したのは、選手としてステップを踏む必要性だった。

「それ(強く打ちたいという姿)を見て、まだそこじゃないよとは思うんですけどね。しっかりと安定感のある数字を出して、それを3年、4年続けてから、自分の立場が固まってから、好きなようにできるようになってきてから、ちょっとずつシフトチェンジしていけばいいのになと思って見ています。夢とか願望とか目標を大きく持つことはいいですけど、自分の段階ですよね」

(竹村岳 / Gaku Takemura)