打者5人に4四球…2月に打者圧倒も「だんだんおかしく」 風間球打の“現在地”
ソフトバンク3軍は火の国サラマンダーズに敗戦…風間球打が8回に登板
ドラ1右腕に何が起こっているのか。ソフトバンク3軍は26日、火の国サラマンダーズとの練習試合(タマスタ筑後)を行い、3-5で敗戦した。8回に登板した風間球打投手が1死しか奪えず4四球1失点で降板。「前回、引っ掛けるボールが多かったので、それを気にしないように修正してきたんですけど。いざ投げると気にしすぎて、下半身が使えていなかった」と分析した。
3-4と1点ビハインドの8回にマウンドへ。先頭打者に四球を与えると、暴投などもあり無死一、三塁に。左打者の柏木は二飛に斬ったが、続く打者にも四球で1死満塁となった。右手の小指から出血があったことで、治療のためにベンチへ。続投したが、今度はストレートの四球で5点目を献上して降板した。なお1死満塁だったが、後を継いだ村上が三ゴロ併殺で斬ったことで自責は1点にとどまった。
打者5人に対して4四球。内容以上に、直球と変化球で腕の振りがはっきり違うなど、ストライクゾーンから大きく外れる球が目立った。2月の春季キャンプはB組で1か月を過ごした。フリー打撃では豪快な投げっぷりと、力強い直球で打者を押していたが「そこまではよかったんですけど、だんだんとおかしくなって。わからない状態でずっとキャンプにいたので、そのまま今という感じ」という。打開策を探しているところだ。
(竹村岳 / Gaku Takemura)