広島とのOP戦3連戦に若鷹3選手が参加へ 小久保2軍監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】

前指揮官だからこそ分かる侍ジャパンの重圧についても言及

 ソフトバンクの2軍は23日、鳴尾浜球場で予定されていたウエスタン・リーグの阪神戦が中止となり、同球場で練習を行った。小久保裕紀2軍監督は24日からの広島とのオープン戦3連戦に田浦文丸投手が加わり、初戦には井上朋也内野手、2戦目と3戦目には笹川吉康外野手がそれぞれ参加することを明かした。指揮官のコメント全文は以下の通り。

――今日登板予定のガンケル選手と有原選手は投げられず。
「多分もう1軍に戻るんじゃない。詳しくは知らないけど」

――2軍戦の試合は4日空く。1軍に参加する選手も?
「なんかおるみたいね。井上とか行くんじゃない。ちょこっと勉強に。井上と笹川、ピッチャーは田浦も行くんじゃないかな」

――来週はWBC組の選手も参加する。
「全員は来ない。近藤は試合に出ていたから、あとの3人(牧原大、甲斐、周東)は来る」

――WBC組のメンバーとはどんな話を。
「ないよ、別に。そんなの何があんねん(笑)。『おめでとう』っていうだけ」

――以前、WBCのメンバーは命を削る程のプレッシャーだ、と。
「まあそりゃそうでしょうね。なにものにも代え難たい経験を積んだんじゃないですか」

――あの舞台の決勝での経験は大きい。
「もう俺の経験よりも遥かに上のところでやってるわけやだし、あとはやっぱり、役者が揃ったら映画のような、映画でもクサいぐらいの結末になったんで。日本の野球界にとっては、もう最高やったんじゃないですか」

――前指揮官だからわかるプレッシャーがある。
「もちろん、もちろん! 多分、ブルペンにおる人はもう電話鳴ったらドキドキしとったと思いますよ」

――その中での優勝はすごい価値。
「そらそうですよ! もう野球界全体の勝利ですよ」

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)