8失点KOの風間球打は「体の使い方の問題かも」 小久保2軍監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:米多祐樹】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:米多祐樹】

3回1失点の育成ドラ3木村光は2軍ローテ入りへ「数に入っているんじゃないですか」

 ソフトバンクのB組は1日、生目第二球場でオリックスと練習試合を行い、3-11で大敗した。先発の2021年ドラフト1位・風間球打投手が3安打5四球8失点で1アウトしか取れずにノックアウト。打線もヒット5本で3得点に終わった。試合後の小久保裕紀2軍監督のコメント全文は以下の通り。

――風間投手は立ち上がり崩れた。
「そうね、ちょっとメカニック的なところかもしれないんでね。ピッチングコーチとどうするか話していないんで、ちょっと1回話しますよ、そこは。緊張してというよりは、もう体の使い方の問題かもしれないんで、その辺はちょっとピッチングコーチと話します」

――技術的なところ。
「このキャンプに来てかららしいんで、ちょっとおかしくなったのが。それがなかなか改善されてきてないっていう感じなんでね。ブルペンでもちょっと荒れ気味で、昨日か一昨日初めて見たけどね。ピッチングコーチと話します、まだ話していないんで」

――木村光投手は3イニング。先発を想定している。
「アタマで数に入っているんじゃないですか。教育リーグですぐに6連戦があるんで。だから、そこで先発すると思いますよ。投げられるピッチャーを作っておかなきゃいけないんで」

――今日もいいピッチングだった。
「そうですね、何か身のこなしも素早くて、フィールディングもうまくて、ファームでは即戦力っていう感じですね」

――打線の方での狙いは。
「今日は真っ直ぐの速いピッチャーの鈴木くんなんで、真っ直ぐだけを打ちにいこうという指示だったらしいんですけど、永遠の課題ですね。真っ直ぐだけを打ちに行って、変化球は空振りでもいいよって言われながら、真っ直ぐが前に飛んでいないというところがあったんで。あとはそうですね、点差関係なくオリックスさんも普通に作戦するっていうところでは、試合を無駄にしないようにと心がけたんで、点差関係なく(伊藤)大将のときにバントしたり、そういうのを含めてやらせました」

――試合後のミーティングでの話は。
「チームのルール的な話。守れてないやつがいたんで、それは守らないかんよっていうのと、あとは初回の守備位置の問題ですね。今日も選手同士でやらせるようにしていたんで、そのポジショニングの話をしました」

――秋のようにキャプテンを決めて。
「今日は決めて川原田純平がやっていた。初回ノーアウト満塁で西野のときにファーストが前に守っていた。あれはシーズン中のベンチのサインなら後ろを守らせる。結局8点取られたかもしれないけど、ワンアウトは確実に取れていたわけなんで。そこの視野の広さとか、野球勘とかっていうところ。本来は選手が決められる立場じゃないですよ。一応、野球を勉強しようということでやっているんで、そういう選択肢もあったんじゃないと。正解ではないよ、あったんじゃないかなっていう話をしたわけです」

――キャプテンを決めてやるのは?
「もう終わるかもしれないですね。そこら辺はコーチに任せているし、やりたいと言えばやるし、教育リーグ期間中はまだ聞いてないです」

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)