逃げ続けた生活面「もう技術じゃない」 叱責に涙も…ロマン砲がつかんだ覚醒のヒント
紅白戦でリチャードが本塁打 アーリーワークの成果見せる
ソフトバンクは14日、春季キャンプの第3クール4日目を迎えた。紅白戦を行い、紅組の「10番・一塁」(特別ルール)で出場したリチャード内野手がソロ本塁打を放った。納得の一撃の裏には、1軍で本塁打を打つための「思考の変化」があるようだ。
4回2死、右腕の泉圭輔投手と対した。外角球を振り切ると、打球は放物線を描いて右中間席に着弾。8日にはエンドランの練習で本塁打を打ってしまい、藤本監督からも厳しい言葉をかけられて涙を流した。やっと出た結果に、安心した表情でダイヤモンドを回った。
ここまでアーリーワークには皆勤賞。毎朝、室内練習場でバットを振ってから全体練習に合流している。同じ流れで一日を過ごすようにしているのは、周囲からの言葉を信じているからだ。
(竹村岳 / Gaku Takemura)