DH“併用”で目指すチーム力「最大化」 新助っ人アストゥディーヨがもたらす相乗効果
アストゥディーヨが入団会見「監督の言っていることに対応」
パ・リーグを勝ち抜くには「指名打者の起用」が大きな鍵を握っている。強打者の起用はもちろん、守備の負担を減らす目的もあるだろう。各チームがシーズンを通して頭を悩ませる中、2023年のソフトバンクは指名打者をどう使って戦うのか。
30日、新外国人選手の入団会見がPayPayドームで行われた。ウイリアンス・アストゥディーヨ内野手は一塁用ミット、二塁、三塁、外野と計4つのグラブを持参。メジャーリーグ時代も内外野を守ったユーティリティプレーヤーだ。会見に同席した三笠杉彦GMは、アストゥディーヨの入団がもたらす効果を、期待も込めつつ解説する。
「DH固定というよりは長いシーズンでフィールドポジションと併用して、いろんな選手で回っていくことでチームのパフォーマンスを最大化できればと思っています。そういう形でアストゥディーヨ選手の攻撃力だけではなくて、複数ポジションできることも魅力として考えています」
(竹村岳 / Gaku Takemura)