「意味は理解していないですけど…」 ドラ1イヒネ、なぜ黄色のダルマと入寮?
小学校時代に所属していた瑞穂イーグルスの壮行会で贈られる
ソフトバンクのドラフト1位イヒネ・イツア内野手(愛知・誉高)が5日、福岡・筑後市内の選手寮『若鷹寮』に入寮した。持参したのは、自身の名前が大きく記された黄色のダルマ。小学校時代に所属していた瑞穂イーグルスのチームメートがプレゼントしてくれたといい「丸い(笑)。丸いものをもらったと。(黄色は)チームのカラーに合わせてくれたんですかね」と率直な感想を笑顔で語った。
昨年12月中旬にイヒネのプロ入りを祝って壮行会が開催され、その時に黄色の縁起物を受け取った。ダルマに目を入れることは「入魂」「願掛け」「開眼」などの意味があるとされ、イヒネ自身も筆を持って目を描いた。「意味は理解していないですけど。その場で書いてと言われたので。無心で書きました」と茶目っ気たっぷりに笑ったが、球友の思いをしっかり受け取って福岡まで持ってきた。
年始には家族旅行で訪れた東京都内の神社に初詣へ。「野球のことだったり私生活だったり、人生についてお願いしました」と”願掛け”はバッチリだ。高校時代に続いて、福岡でも寮生活がスタートする。「いろんな人から礼儀だったりをしっかりしなさいと言われたので。そういう部分は失敗しないようにしたいです」と背筋を伸ばした。
(鷹フル編集部)