元鷹左腕の監督も信頼「彼は天才」 いきなり2安打1打点…ホークスJr.の逸材小学生
「外角が多かったので」…配球読み、流し打ちで先制二塁打を放った大庭章生くん
27日に開幕した小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」で、ホークスジュニアの“主砲”が躍動した。横浜スタジアムでの1回戦でタイガースジュニアに2-4で敗れたが、「4番・一塁」で出場した大庭章生(おおば・あきお)くんは先制打を含む3打数2安打1打点。帆足和幸監督も「彼は天才なので大丈夫です。信頼しています」と話した。
「狙った球をとらえて打つのが得意です」。そう話す大庭くんの第1打席は、まさに“狙い通り”だった。「投手は外角が多かったので……」。初回2死二塁で外角の直球を逆らわずに左翼線にはじき返し、先制の適時二塁打に。塁上で“熱男ポーズ”を見せると、4回先頭で迎えた2打席目も2球目を中前へ運んだ。
「外角を綺麗にレフト方向に打てたと思います。(初打席で適時打が出て)気持ちが楽になりました。(熱男ポーズは)塁に出たら小さく、ホームランが出たら大きくやるとチームで決めていました」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)