笠谷俊介が5回途中1失点と好投 敗戦投手になるも、自責点ゼロで防御率0.87に

ソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】

プエルトリコWLで2度目の先発登板、リチャードの失策から失点

 プエルトリコのウインターリーグに派遣されているソフトバンクの笠谷俊介投手が13日(日本時間14日)、サントゥルセとのダブルヘッダー第1戦に先発し、5回途中2安打1失点(自責点は0)と好投した。チームは0-1で敗れたため敗戦投手となったが、先発2試合で防御率は0.87となった。

 ヒガンテス・カロリーナに派遣されている笠谷はこの日が2度目の先発マウンド。初回に1死一、二塁のピンチを招いたものの、相手打線の中軸を抑えて無失点の立ち上がりに。4回まで無失点投球を続けて、初先発に続いてゲームを作った。

 5回に先頭打者を三塁に入っていたリチャード内野手のエラーで出塁させると、その後、四球と犠打で1死二、三塁とされ、ここで笠谷は降板。リリーフピッチャーが続く打者に先制の犠飛を許して、笠谷は1失点となった。

 打線はわずか2安打に終わり、最後までゼロ行進が続いて0-1で敗戦。笠谷は自責点はなかったものの、敗戦投手になった。「8番・三塁」でスタメン出場したリチャードは2打数0安打で、打率.095と苦しんでいる。

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)