「楽しみですね」小久保2軍監督も目を細める 鷹ロドリゲスが来季の“秘密兵器”に?
26日のフェニックス・リーグで2軍戦初登板を果たす
ソフトバンクの“秘密兵器”が、宮崎の地でベールを脱いだ。ドミニカ共和国出身の育成選手ルイス・ロドリゲス投手は、26日にひむかスタジアムで行われた「第19回みやざきフェニックス・リーグ」の日本ハム戦で7回に登板。公式戦を含めて2軍戦初登板となったマウンドは1点こそ失ったものの、最速155キロの真っ直ぐを投げ込み、強烈なインパクトを与えた。
ロドリゲスは今年6月に来日した右腕。プロ経験はないながらも、最速160キロ超の真っ直ぐとスライダー、チェンジアップを操るパワーピッチャーだ。来日当初はじっくりと身体作りに励み、その後は3軍戦で登板を重ね、6試合で被安打わずかに1本。8つの三振を奪っている。
26日の日本ハム戦では、2点リードの7回に登板。四球と暴投で走者を二塁に進め、古川裕の適時打で1点を失ったが、リードは守った。鋭く曲がるスライダーで空振り三振を奪い、何よりストレートの威力が十分過ぎるほど。球団のスピードガンでは最速155キロを記録し、スタンドをどよめかせていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)