支配下登録どころか勝ちパターン入りも? 小久保2軍監督も絶賛する育成右腕
「来年、勝ちゲームでって言っても可能性のあるくらいのポテンシャル」
ソフトバンクの育成選手にポテンシャルを感じさせるドミニカ人右腕がいる。22歳のマイロン・フェリックス投手。今季、育成選手として加入した右腕がメキメキと頭角を現し始めている。そのポテンシャルは小久保裕紀2軍監督が「来年、勝ちゲームでと言っても可能性があるくらい」と絶賛するほどだ。
今季、ソフトバンクは育成枠で将来有望な若手外国人選手を4人獲得した。外国人選手も自分たちで発掘し、自前で育てるという方針のもとでスタートした新たな取り組み。フェリックスもそのうちの1人として、最速160キロ右腕の触れ込みでホークスの一員となった。
3軍戦では今季31試合に投げて1勝2敗5セーブ、防御率2.56をマーク。2軍のウエスタン・リーグでも公式戦デビューを果たし、12試合に投げて0勝1敗、防御率3.63の成績を残した。クライマックス・シリーズ直前に行われた1軍のシート打撃にも打撃投手として呼ばれ、1軍の打者を相手に最速156キロの真っ直ぐを投げ込んでアピールしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)