スチュワートが自己最速更新、正木は「状態いい」 鷹・小久保2軍監督の一問一答

「正木は好調な打者の推薦枠に入ってきそうなところまで来ている」

――ちょっと雨が降り出した中だった。
「3回ぐらいかな。変化球を多くしてっていうので、(捕手の)海野と話してやってましたけど、ああいうピッチングもできるんだなっていうところが、彼にとっての引き出しが増えることになるでしょう」

「ただ、まだ真っ直ぐでMAXが出たら、それだけで上機嫌になる子なんで。1軍で勝負するには、158キロだろうが145キロだろうが、抑えれば、いいピッチャー。出たことは自信にしながら、あとはストライクゾーンにしっかり収まってきてるっていうのを自信にしながらやってもらえば。あとは縦のカーブがね、やっぱり時折入れる方が、バッターからすると真っすぐ待ちのやっぱりカット、フォークは合うんで、1個緩いボールあればいいなという話は海野とはしていましたね」

――打線では正木選手の調子がいい。
「正木は好調な打者の推薦枠に入ってきそうなところまで来ているんじゃないですかね。最終的にはコーチが判断してますけど。センターにああいう長打が出だしたら、インサイドアウトにパットが出てきてるという感じなので、だいぶ上がってきてるなというふうに思います」

――1軍に推薦するにはあと何が必要か。
「正木はもう状態を聞かれたら『いいですよ』とは答えられます。推薦って言葉がどうかわからないけど、聞かれたときには『状態はいいですよ』という選手に入ると思います。あとは上の使うニーズなんで。それが一致するときとしないときは当然ありますよね」

――入れ替えも活発になってきて、選手のモチベーションも上がる。
「中継ぎ陣とかは特にあるんじゃないですかね。明石はもう正真正銘、明日から(1軍に)行くことになったんで、いい形で最後ヒット2本打って向こうにいける。セ・リーグ(の球場で)やる時はピッチャーが打席に立つんで、やっぱり控えの選手もパ・リーグの時より必要ですから、(明石)健志はいい仕上がりをしてからいけるじゃないですか」

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