鷹・武田翔太が24日からの2軍戦で実戦復帰へ コロナ感染後初のシート打撃登板

ソフトバンク・武田翔太【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・武田翔太【写真:上杉あずさ】

計13人の打者と対戦して42球を投げてヒット性は2本だった

 ソフトバンクの武田翔太投手が20日、タマスタ筑後での練習でシート打撃に登板した。新型コロナウイルスに感染し、一時チームを離脱していた右腕にとっては復帰後初の打撃投手登板で、計13打者に対して42球を投げて安打性は2本だった。

 4月27日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて自宅療養していた武田。5月8日に練習に復帰すると、リハビリ組で再調整を続け、この日、復帰後初のシート打撃に登板した。高田、中村宣、山本を相手に変化球を交え、空振りを奪うシーンもあった。

 久々の実戦形式の登板を終えた武田は「結構いい感じでした。しっかり腕振って投げることと力感、オン、オフを意識して投げました」と状態の良さを口にした。さらに自宅療養中は「トレーニングを家でもやっていて、すぐ試合に入れるようにしたいなって思っていた。どっちかというと(コロナにかかる前より)体の状態は良くなった」とコンディションも問題なさそうだ。

 タマスタ筑後で行われる24日からのウエスタン・リーグのオリックス3連戦で実戦復帰することが濃厚。「試合に入っていって、バッターと対戦して、しっかり戦えていけたらいいなと思う」と復帰登板へ向けて意気込んだ。

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)