鷹・柳田悠岐がフリー打撃を再開 フルスイング披露し佐久本コーチ「一歩前進」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

「左肩腱板炎」で7日に出場選手登録を抹消

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が17日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」の室内練習場でフリー打撃を再開した。5日のオリックス戦(PayPayドーム)でヘッドスライディングをした際に左肩を負傷。福岡市内の病院でMRI検査を受けて「左肩腱板炎」と診断され、翌7日に出場選手登録を抹消されていた。

 再登録が可能になる最短10日での1軍復帰を目指していたが、なかなか状態が上がらず、16日にようやく両手でのティー打撃を再開。17日には手投げのボールを打ち返す打撃練習でフルスイングを披露した。

 球団を通じて「全然だめっす」と話したものの、佐久本昌広リハビリ担当コーチは「しっかり振れていたので良かったと思う。きょうの手投げシートは一歩前進」と振り返った。今後は状態と体の反応を見ながら復帰のプランを練っていく。ソフトバンクにとって頼もしい主砲の復帰が近づいてきている。

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)