「痛み止めなんて効かない」 明石健志コーチが今だから明かす…壮絶な腰痛との戦い

ソフトバンク・明石健志2軍打撃コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・明石健志2軍打撃コーチ【写真:竹村岳】

現役時代に悩まされた腰痛…今は愛息を抱っこ「単純にもう重いです」

 ようやく愛息を抱きかかえることができるようになった。ソフトバンクの明石健志2軍打撃コーチは、指導者として第2の人生を歩み始めた。形は違えど、現役時代に向き合ってきた腰痛との付き合いは今も続いている。「子どもの抱っこはできるようになりましたけど、単純にもう重いです」と笑顔で語った。

 明石コーチと腰痛との付き合いは長い。初めて異変が出たのは「何歳か忘れましたけど、20代前半」という宮崎でのフェニックス・リーグだった。「アウトコースのボールにバットを出したんです。ファウルになればいいと思ったらフェアになって、走ろうとしたら腰がやばくて」と振り返った。その球筋は今でも覚えている。常々、腰の痛みを「抜ける感じ」と表現する。1年に1回だった“抜け”は年を重ねるにつれて2回、3回と増えていった。

 さらにその腰痛は“爆弾”のようだった。「300回バットを振っても大丈夫な時もあれば、1回で“抜けて”しまう時もある。前兆はなかったので」。実際に数回のスイングで痛めたこともある。腰の状態に常に気を配る人生が始まった。朝起きれば、まずは腰の確認から1日が始まる。「毎日ですよ、毎日そうです」と振り返る。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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