選手たちの“会話のタスキ”を繋ぐ「鷹フルリレーインタビュー」。今年はリニューアルして、テキスト方式でお届けいたします。柳町達選手からメッセージを受け取ったのは、海野隆司選手です。同期入団の“慶応ボーイ”を「面白くないです」と一刀両断。続いて大関友久投手については、“伝説の目撃者”であることを証言しました。
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――柳町達選手はどんな人?
「変わっているんじゃないですか。変わっていると思います」
――どこを見てそう思う?
「いい意味で、考え方というか。人には持っていない考え方を持っていると思います」
――初対面からそんな印象?
「初対面ではないですけど、ずっと何年も一緒のチームでやっていたらそういうふうに思いました」
――柳町選手は「僕に無茶振りをしないでください」と。
「そうだと思います。無茶振りしても面白くないこと言うので、無茶振りされても『やらない方がいいよ』って自分は言いましたね」
――面白くなかったんですか?
「面白くないです」
――1月26日、フジテレビ系列で放送された「ジャンクSPORTS」に出演した。柳町選手もそれを見たそうです。「なんであんなに緊張していたの?」とも言っていました。
「緊張していましたね。自分あんまり決まった言葉を話すのが得意じゃないんですよね。これを話さないといけないと思っちゃうとダメなんですよね。自分が話したいことを話す方がいいっていうのと、(ホークスの出演者は)1人だったので心細かったですね」
――他球団の選手がいっぱいいた。雰囲気に飲まれた?
「飲まれることはないですけど、人が多かったですね」
――グラウンドの明るい雰囲気と、取材を受けている時の雰囲気は違いを感じる。取材の時はどうしても背筋を伸ばしてしまう?
「いや、そうでもないですよ。グラウンドにいる時の方がちゃんとしないといけないです」
――大関投手はどんな人?
「変わっていますね。達と一緒です」
――裸でシャドーピッチングしている姿は見たことある?
「自分が最初に見たんですよ。自分がこれ発信しました。寮の部屋にいたら、大関がやっているところを見たんです」
――最初はどう思った?
「やべえなって思いましたね」
――ちょっとずつ見慣れた?
「“そういうやつ”なんやなっていうのは、もう最初の方にわかりましたね」
――実はこんなやつ、という一面はある?
「言えないことじゃないですかね(笑)」
――バッテリーを組んだ時に大関投手は「ぶつかったことがある」と。
「ありましたね。あいつの考えと、自分の考えが一致しなかったというところです」
――同期入団はどんな存在ですか?
「特別じゃないですかね。一緒に入団してきた。切磋琢磨じゃないですけど、最初に大関とか津森とか達が活躍しているのを見たら悔しかったので、そういうのはありましたね」