ソフトバンクの2軍は22日、ウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に臨み、2-2で引き分けた。先発した三浦瑞樹投手が7回1失点、94球にまとめる好投。打線では初回1死三塁から柳町達外野手が中前に適時打。1点を追いかける延長10回には、2死二塁から笹川吉康外野手が適時打を放ち、同点に追いついた。試合後、松山秀明2軍監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。
――先発の三浦投手の内容はいかがでしたか?
「3回くらいまではバタバタしながら投げていたので、不安はありましたけど、途中からは安定してきたというか。途中からは安定感あったので、もう少し行かせたいくらいでした」
――途中から走者を出さなくなっていた。
「やっぱり最初はボールが多かったので、カウント負けしていることが多かった。途中からはスライダーでカウントを取ったり、早く打者を追い込んでいけるというか、ストライクを先行していけたのがよかったと思います」
――澤柳亮太郎投手は1回無失点。
「ボール自体は強いボールを投げられているし、いいと思います。あとは、どうですかね。いいボールを投げても打たれては意味がないので。そこのところ。いいボールを結果に繋げていくことが大事なので、そこでしょうね。言っても、ルーキーなので勉強して、いいボールをどうやって結果に繋げていくのか。いいボールで満足するんではなくね、そこがこれからの課題ですね」
――9回1死一塁の守備、一塁の野村大樹選手が好プレーで失点を防いだ。
「ね! 素晴らしい守備というか。今までは守備が弱点と言われた選手ですけど、今年は安定して『お前、上手くなったな』と声をかけました。いや、確かに上手くなっていますよ」
――途中からは左翼にも回り、外野守備にも挑戦している。
「ナイターの外野をやったことがないので、1回経験させてあげたかった。今は予行練習です」
――9回の野村大選手の守備はそれだけ大きかった。
「そうですよね。捕ってほしいですよね、ほぼ正面(笑)。まあまあ、あれを捕るか弾くかが大違いだと僕らも教えてきた。それをグラブに収めるか、当てて横に弾くかも大違い。そこのところ、球際が強くなってきた。ワンバウンドもそうなんですよね。(三塁の)井上が投げたワンバウンドも、(なかなか)捕れないですよ。でもあれもしっかりと捕ってくれたので、そういう意味ではしっかりと守れるようになりましたよね。状況に応じて」