ソフトバンクで新たにコーチに就任した明石健志2軍打撃コーチ、金子圭輔3軍内野守備走塁コーチ、高波文一4軍内野守備走塁コーチ、高田知季リハビリ担当コーチ(野手)の4人が2日、本拠地PayPayドームで会見を行った。明石と高田は現役を引退してのコーチ就任、金子氏はスコアラー、高波氏は副寮長からのコーチ復帰となる。
――打診があった時の気持ちは?
「僕も色々な経験をしてみたいというのがありましたし、打診をいただいて嬉しかったですし、これから責任ある立場なので、コミュニケーションをとりながら頑張っていこうと思います」
――どんなことを伝えていきたい。
「人それぞれ感覚をいろいろ持っていると思うので、僕が一方的に言っても響かないと思うので。コミュニケーション、性格とか、僕も現役上がりたてのホヤホヤなので、そういうコミュニケーションをとりながらやっていきたい」
――ファームで一緒にやって、可能性を感じた選手は?
「誰とかないですけど、ユニホームを着ている限りはみんなにチャンスがある。選手もですし、コーチも必死になって、1人でも多くいい方向に進んでもらえれば、そのお手伝いができれば、と思います」
――指導者としての一歩。意気込みは。
「僕もコーチとしてルーキーなので、小久保監督、村上コーチのもとで勉強しつつも、選手とは近い位置にいるので相談だったり、コミュニケーション取っていい方向に向いていけるように頑張っていきたい」
○金子圭輔3軍内野守備走塁コーチ
――7年ぶりの現場復帰。心境は。
「コーチのお話をいただいた時の率直な気持ちは、またユニホーム着られて、グラウンドに立てる、指導ができる、責任ある仕事だと思いますが、嬉しく思いました」
――広報、スコアラーの経験で生きること。
「引退してから6年経って、広報とスコアラーとして過ごして、外から野球を見て感じたことあるし、立場的には3軍というところを任されていますので、若い選手が多い。1年目とかプロ野球で出始めの子になんとか1年でも長くできるようにアプローチをしていきたい。この6年間、スタッフをさせていただき、たくさんの人に感謝しております」
――これまでは1軍の選手と接することが多かった。これからは若い選手と接する。
「1軍の経験のない選手がほとんどだと思います。そういうところを目指していかないといけないと思いますし、目標が曖昧になりそうな時も必ずあると思います。基礎からというか、自分も1年目なので、勉強しながらやっていきたい」
――最後に意気込みを。
「イチから、というか、ルーキーとして、若い選手たちと一緒に勉強しながらやっていきたいと思います」
○高波文一4軍内野守備走塁コーチ
――新設された4軍のコーチ。心境は。
「またホークスの球団としての新しい試み、4軍制というのを聞きまして、凄くやりがいのあるポジションですので、これから若い選手、本当に高校を出たばかりの選手ばかりだと思うんですけど、若い子たちに対して、技術指導だけでなく人間として、社会人として、そういうことを教えていけるようにやっていきたい」
――今季まで副寮長。
「今までも寮生を、寮生といえば若い子ばかりですけど、私生活の部分も見ながら、指導しながらやってきましたけど、これからはまたコーチという立場になりますから、4軍制ということで、高校を出たばかり本当に若い子の集団になると思いますので、さっきも言いましたけど、技術指導だけでなく社会人として、ホークスの一員としてやれるように、挨拶だったり、礼儀というのも教えていけたらと思います」
――意気込みを。
「何年かコーチもやらせていただきましたけど、また新しい4軍という立場で、若い子たちばかりで、しっかりとした技術指導もそうですけど、何度も言いますが、社会人としてしっかりいい大人になれるように、そういうところもちゃんと指導してやっていきたいと思います」
○高田知季リハビリ担当コーチ(野手)
――現在の心境は。
「つい2週間ほど前まではグラウンドで野球をしていましたけど、球団から嬉しいお誘いをいただいて、光栄に思いますし、今の心境としては、リハビリの選手たちと一緒に僕自身も成長したいと思いますし、これから選手と一緒に、少しでもチームの力になれるように頑張っていきたいという思いでいます」
――自身も怪我に悩まされた経験がある。
「僕も2度手術の経験があって、どうしてもモチベーションが落ちてしまったり、リハビリの期間というのは、凄く気持ち的に落ちてしまう時があるんですけど、その時間を有意義に使っていけるように僕もサポートしていきたいと思いますし、怪我してよかったと思ってもらえるような時間になるように一緒にやっていきたいと思います。
――意気込みを。
「選手を引退し、これからコーチ業として初めてのお仕事をさせていただくんですけど、今までは自分自身のことだけを考えてやっていたんですけど、これからは選手ファーストという思いを強く持って、選手に寄り添って、コミュニケーションとりながらやっていきたいなと思います。