周東佑京の欠場に正木智也は負傷退場 小久保監督きっぱり「厳しいでしょうね」

打線は無安打1得点で有原を援護できず
ソフトバンクは18日、ベルーナドームで行われた西武戦に1-2で敗れた。相手先発の今井達也投手の前に打線が8回まで安打を打つことができず、7回に1点を奪うのが精いっぱい。西武投手陣にノーヒットに終わった。先発の有原航平投手は7回2失点(自責1)と力投したが、今季3敗目。周東佑京内野手がコンディション不良で今季初の欠場となり、試合中には正木智也外野手が左肩を痛めるアクシデントに見舞われ、病院に向かった。この日取材対応した小久保裕紀監督のコメントは次の通り。
〇試合前囲み
――パ・リーグの全球団と対戦した。
「相手というより自分たちの戦いなのでね。今年の戦い方を作り上げないといけない。当初の打線は組めていないので。首脳陣にも言ったけど、今のメンバーがホークスの最強。過去は戻ってこないのでこれからをどうするか」
――周東選手の左足について。
「あまり良くはないですね」
――昨日の試合で痛めた?
「いや去年からです」
――開幕から連続安打を継続中だが。
「本来はチャレンジしたいですけど、難しいですかね。それより体優先かな」
――牧原大成選手が中堅の守備練習をしていた。
「さっき本人とも話して。本来のポジションではないですけどセンターで行ってくれと。みんなでカバーしながら、いかにして勝つか」
――有原投手について。
「年間通しての立ち上げの球数(制限)はもうないです。勝つための球数で」
――周東選手の抹消は。
「ないです。休ませながら」
――前日には膝をついて空振りも。
「あの時から全然ダメだったね。その前に替えようと思っていたけど、展開が展開で。本来は出さないことも考えたくらい」
――ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手について。
「ただのリフレッシュです。体調はいいし、普通に投げている。球もいい」
――ジーター・ダウンズ選手について。
「打つより守備の方(での抹消)。廣瀬(隆太内野手)が良かったので。栗原(陵矢内野手)が戻ったらサードは固定なので。セカンドを3人置いていても、というところで。廣瀬は頑張ったってところですね。ただ年間通して同じじゃないので」
「セカンドに慣れていないので。考えているんですけど、考えなくても動けるように。それが課題」
相次ぐ主力のアクシデント「それも今年の戦いなので」
〇試合後囲み
――打線は無安打に終わった。
「まぁそうね。ノーヒットでも1点取ったけど。打てない時はどうやって点を取るか。廣瀬もミスしたけど、練習するだけなので」
――有原投手は7回2失点と粘った。
「(川瀬)晃のナイスプレーもあったからね。2点取られてたところを」
――正木選手の状況は。
「厳しいでしょうね。亜脱臼だと思うんですけど、病院へ行っているので。詳しくは診断結果で」
――怪我人が相次いでいる。
「試合中の怪我は防ぎようがないのでね。それも今年のホークスの戦いなので」
――今宮健太選手は休養か。
「そうですね。今井の時は(川瀬)晃にしようと」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)