ソフトバンクは11日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に5-4で競り勝った。先発した有原航平投手が6回2/3を投げ、3失点。打線では廣瀬隆太内野手が先制の犠飛。山川穂高内野手が4回に3号ソロ、9回にも一時勝ち越しとなる4号ソロ。延長10回に野村勇内野手が1号の決勝ソロを放った。
一方でアクシデントも。柳田悠岐外野手が6回の打席で自打球を受け、次打席で代打を送られ途中交代。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。主なコメントは以下の通り。
⚫︎試合前
――周東選手がフリー打撃をしていないように見えた。
「みんなに打たなくていいって言っているんですよ。打っているのは、打つと言った人だけです」
――柳田選手の状態。
「きょうはスタメンです。DHです。走力でいえば半分くらいでしょうけど、出ながら治そうということで」
――抹消も考えた?
「抹消までは(ないけど)。火曜日もいくと言っていたんですけど、そこは我慢しました。自分が現役の時なら100%いっているんですけどね。自分がそうだからといって、そういう時代ではないということですね」
――近藤選手、栗原選手を欠く中で、柳田選手までは離脱は避けたい思いも。
「でも、与えられたメンバーが最強ですからね。そこをいかに戦うかですよ」
――相手先発は石川柊太投手。思うことは。
「自分が現役の時に一緒にしているなら、ね。打席に立つわけじゃないし、そこまでかな」
――栗原陵矢選手が明日復帰する。
「何試合かな。任せているけど。痛みなく、不安なくいけたらGOでしょう。成績を問われる選手ではありませんから」
――改めて、栗原選手の存在は大きい。
「もちろんです。でも、逆に楽しみもあります。栗原がいたら絶対にサードを守らない選手が出ていますから」
⚫︎試合後
――野村選手が決勝ソロ。
「打撃というよりも守備要員でね。オスナが投げるから固めようと思って、出したんですけど。それでも、数少ないチャンス。打席が回ってくるところで起用がないんですけど、そこで2安打しているわけですから。自信にしてくれたら」
――山川選手も2本のソロ。
「4番が打って負けるわけにはいかないと思っていたので」
――同点の9回2死一、三塁のところで満塁にした。
「その前にも満塁にしようと思ったくらいです。サヨナラを覚悟してね」
――6回を終えたところで継投も考えた?
「戦術的なところはね」
――柳田選手が途中交代。
「ちょっとどうですかね。病院に行っているので、明日わかります」