ソフトバンクは10日、京セラドームでのオリックス戦に1-1で引き分けた。先発の前田純投手は毎回のように走者を背負いながらも、5回を投げて若月に浴びたソロによる1失点でまとめた。投手陣は2番手以降が踏ん張り、得点を許さなかった。打線は2回に併殺崩れによる1点を挙げたが、その後はホームが遠かった。周東佑京内野手は通算200盗塁を達成した。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。
――昨日とは違い、ロースコアの展開になった。
「(オリックスの)打線の状態が良い中で、中継ぎがよく頑張った。前田純もよく頑張りましたね」
――渡邉陸捕手が投手陣を引っ張った。
「あいつに(この試合を)くれてやろうと。ピッチャーの良いところを引き出していた。バッティングも良かったです」
――廣瀬隆太選手を2番で起用した。
「理由は聞いてないです」
――前田純投手が5回1失点。
「1イニングに1本くらい打たれるだろうと思っていた。それでもホームラン1本に抑えてくれた。ホームランを打たれた後は振り絞って144キロまで出ていた。『振り絞ったな』って言うと『いいえ』って言っていましたね」
――周東選手が200盗塁を達成。
「1番と4番は迷うことなく送り出せるようなチームになってほしいですね」