「嫌ならユニホームを脱げばいい」笠谷に求めたプロの姿勢…小久保2軍監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:米多祐樹】

両軍合わせて29安打の乱打戦…先発の高橋礼投手は5回2失点

 ソフトバンクの2軍は21日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの阪神戦に13-12で勝利した。先発の高橋礼投手は5回7安打2失点とまずまずだったが、高橋純平投手が5失点と大乱調。6投手のうち5投手が失点した。打線では佐藤直樹外野手が4打数4安打の活躍。笹川吉康外野手も4打点で勝利に貢献した。試合後の小久保裕紀2軍監督のコメント全文は以下の通り。

――ものすごい試合でした。
「すごい試合やったね」

――投手陣が合計6四球、16被安打と苦しんだ。
「この天気で下(地面)が滑るとかあるやろうけど、まあまあ、いけって言われたらいくのがプロ野球選手なので、やるしかないですよね。ちょっとこの前と、今日の終盤のピッチャーはね。この展開であれくらいのピッチングやったら、なかなか僅差では送り出すには厳しい感じですよね。(高橋)純平も悪い時の顔が出とったし、投手コーチ含めて立て直してもらうしかないですね」

――9回2死満塁で尾形選手が気合いの入った投球で抑えた。
「まあね、その前にもっとやれって話やけど。それもあるし、野手も足を引っ張ったからね。笹川の集中力のなさとか、尾形もミスがあったし」

――試合後のミーティングではどんな言葉を。
「笠谷が2イニング目にいく予定だったけど足がおかしいっていうので『今日は外出禁止ね』って言っただけです。当たり前やん、そんなのっていう話です」

――足に違和感があった。
「そう。だったら治療するべきですよね。治療して、静養して。それだけ。当たり前のことを当たり前に話しただけです。組織として、『いけ』っていうところに対して『いきません』っていう答えはないので、選手に。ホークスでは最近ちょっとそういうのが出すぎている、出てきているので。嫌ならユニホームを脱げばいい」

――佐藤直選手は4安打に四球と活躍。
「そうね! 脱力打法なのか、記事で見ましたけど、今日はそんな感じでバットが出ていましたね。スッと、あれが140キロを超えてくる右投手に対して打てれば、言うことないでしょうけどね」

――手術による出遅れもあったが、取り戻そうとしてきた成果が出始めている。
「そうね。体も少しずつ絞れてきているでしょうから。寝ている時間も長くて体重も増えたみたいなので」

――笹川選手はミスもありながら、2安打4打点。
「1本目はライトフライよね。普通のライトフライ。でも2回目の満塁は、高めの変化球を狙っていたみたいな打ち方をしていたので。ああいうのを積み重ねていけば、率も上がっていきますよ」

――あとは守備での集中力。
「集中力は4時間半であっても……。4時間半になると人間の集中力が切れるのは間違いないですけど、まあまあ」

――8回2死二、三塁で前川選手の場面で高橋純投手から田浦投手にスイッチ。あれはワンポイントの起用。
「それはそうでしょう。同点にはされなかったけど、前川と勝負ですよ。だって1軍にいったらそういうところで投げさせられるわけでしょう?」

「大敗、大勝したら、なかなか選手は勉強することがないんですけど、今日みたいになると、後から出ていった選手も最後までドキドキして守っていたっていうのが、上手くなるポイントだと思うので。もちろん勝ち負けもあるけど、ああいう競ったゲームに出ることが大事なので。守っている野手もドキドキしながらやっていたと思いますよ」

――ホーキンス選手も3ランを放った。
「あまり見たことないので、わからないです。ほぼ初めて見るので、どういうバッティングするのか、見ていないのでわからないですけど。普通にやれば、あのパワーがあれば広角に打てると思いますけどね」

――先発の高橋礼選手は。
「ちょっとエラーもあって足を引っ張ったので。前回の方が当然よかったですけど、それでも真っ直ぐは力が戻ってきていると思いますね」

――144キロを計測していた。
「高めの真っ直ぐで1球だけ出ましたけど、今日は自分ではそんなに良くなかったと思いますけど、悪いなりにしっかりまとめていたと思います」

――天気だけが心配。
「明日は大丈夫やけど、明後日がちょっと厳しいかな。それも踏まえて選手を起用します」

――22日の先発投手は。
「板東」

(取材・米多祐樹 / Yuki Yoneda)